2023/11/1
第11回講演会のお知らせ

近時、再犯率の上昇に伴う再犯防止策の提示(第2次再犯防止推進計画)や裁判員制度下での受刑者処遇への関心の高まりを受け、刑務所における処遇のあり方やその前後の施策(いわゆる「入口支援」「出口支援」)の検討が進んでいます。
ただし、この問題は、裁判〜受刑〜出所という時間的にも空間的にも幅の広い問題であり、到底短時間では論じられません。そこで、今回は、主に「出口支援」に焦点を当てることとしました。講演会では、更生保護の理念や歴史的経緯の解説、そして、生活再建支援の実践について広く知ってもらうために、支援活動に携わる方々にお話をうかがい、その実情と課題について考えます。

■日時:2023年12月10日(日)
 12:30開場、13:00開演(終了17:00予定)
 ※参加無料・要予約・定員制限有り
  会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催
■会場:株式会社TKC 東京本社2階

 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2−1 軽子坂MNビル
 地下鉄・飯田橋駅 B4b出口すぐ、JR飯田橋駅より徒歩5分

■内容(予定):
第1部 2023年度「守屋賞・守屋研究奨励賞」表彰式
第2部 
講演会「受刑者の出所後支援を考える――社会参加と再犯防止」
  司会:金澤真理 理事(大阪公立大学)
1.講演「更生保護をめぐる理念の変容と課題
      ――福祉との連携における出口支援を中心に」
  土井政和理事(九州大学名誉教授)
2.刑務所を出所した人のくらしを支える方々に聞く
  「刑事施設出所者の生活再建支援の実践」
  又野信也氏(保護司)
  西原実氏(保護観察官)ほか1名を予定
  金澤真理 理事(司会)
3.コメント「自律的な生活再建を支える専門家の役割」
 ◎刑事政策的・比較法的観点から 安田恵美氏(國學院大学)
 ◎社会福祉的観点から 篠崎ひかる氏(立教大学)
4.質疑応答
5.総括 金澤真理 理事

※1 ERCJ会員の方には、12月初めに事務局より「Zoomウェビナー招待状」をお送りします。オンライン参加の方は、そのメールに記載のURLから視聴手続を行ってください。
※2 ERCJ会員・関係者以外で講演会に参加希望の方は、(1) お名前、(2) 会場参加・オンライン参加のどちらを希望か、(3) 何で講演会を知ったのかをご記入のうえ、12月5日(火)くらいまでにメールにて事務局までお申込みください。会場・オンラインとも定員に余裕があれば参加いただけます。


2023/6/1
2023年度守屋賞について

2023年度の「守屋賞」「守屋研究奨励賞」の募集を開始しました。
詳細はこちら


2023/4/11
ERCJ選書7『コドモノクニ・山道・フランス語――ある弁護士の軌跡』刊行のお知らせ
 
五十嵐二葉(著)、村井敏邦・徳永 光(インタビュアー)『コドモノクニ・山道・フランス語――ある弁護士の軌跡』(日本評論社、2023年、定価[本体1,600円+税])

ERCJ選書の7作目、五十嵐二葉著『コドモノクニ・山道・フランス語――ある弁護士の軌跡』が出版されました。
現在も刑事弁護、国際人権活動を中心に第一線で活躍する五十嵐氏が、その軌跡を1冊の本に綴りました。本書は五十嵐氏による書下ろしとインタビューで構成され、インタビュアーは司法修習同期の村井敏邦副理事長と、大学院時代に五十嵐氏に学んだ徳永光理事が務めています。タイトルに冠した「コドモノクニ」「山道」「フランス語」は、五十嵐氏の精神構造の要素とのこと。「この世は面白い」と、人生を夢中で駆け抜けてきた過程に思わず引き込まれるでしょう。

※ERCJ会員の方には当法人より郵送にて1冊贈呈いたしました。

日本評論社

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2022/12/21
第10回ERCJ講演会・表彰式を行いました
2022年12月18日(日)、当法人主催の第10回講演会/守屋賞表彰式を行いました。
今回は、会場開催とZoom配信のハイブリッド方式で開催いたしました。
講演会のテーマは「性刑法の改革と課題」です。
当法人では2020年に性刑法改正研究会を立ち上げ、これまで研究調査を行ってきました。今回の講演会では、性刑法の改正について実体法上の問題に焦点を当て報告を行いました。
まず斉藤氏の基調報告では、性刑法の大きな枠組み、歴史的背景についてお話しいただきました。続いて「性刑法の改正の論点」について、半田氏には改正法の全体像と判例を素材に暴行・脅迫・抗拒不能要件の現状と見直しについて、角南氏には実務家として年少者保護との関係での疑問点・課題について、金澤氏には地位利用類型に焦点を当てて、各々ご報告いただきました。最後の質疑・討論では、報告者全員とリモートで仲真紀子氏(立命館大学教授)にご参加いただき、会場もまじえて、法制審性犯罪関係部会が10月に出した試案も対象に性刑法の改正の課題について議論が行われました。

第10回講演会「性刑法の改革と課題」
第1部 表彰式「第10回守屋賞」
第2部 講演会「性刑法の改革と課題」
 司会:村井敏邦副理事長・後藤昭理事
1. 基調報告
「性刑法の過去、現在、未来」斉藤豊治氏(甲南大学名誉教授、弁護士)
2. 性刑法の改正の論点
「暴行・脅迫・抗拒不能要件の現状と見直しについて」半田靖史氏(元裁判官、弁護士)
「子どもの性被害の事例から見えたこと」角南和子氏(弁護士)
「地位・関係性を利用する類型を中心に」金澤真理氏(大阪公立大学教授)
3. 質疑・討論
登壇者全員、仲真紀子氏(立命館大学)

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。


2022/12/21
「第10回守屋賞」受賞者が決定しました

2022年度「第10回守屋賞」受賞者が決定し、12月18日(日)開催の第10回講演会において表彰式を行いました。今年度の受賞者は以下の通りです。

第10回守屋賞受賞者
青木惠子氏(東住吉事件冤罪犠牲者)
西山美香氏(湖東記念病院事件冤罪犠牲者)


2022/10/26
第10回講演会のお知らせ
■日時:2022年12月18日(日)13時〜17時を予定(参加無料・要予約)
■会場:ハイブリッド開催を予定
※コロナの状況に応じて会場開催を中止し、配信のみとする可能性があります。会場や予約方法など詳細が決定しましたら、改めてお知らせします。
■追記
会場:(株)TKC 東京本社2階〔東京・飯田橋〕
オンライン:Zoomウェビナーにて配信
※1 ERCJ会員の方には、12月上旬に事務局より「Zoomウェビナー招待状」をお送りいたします。Zoom参加の方は、そのメールに記載のURLから視聴手続を行ってください。
※2 会場参加はERCJ会員の方を優先いたします。
※3 ERCJ会員・関係者以外で講演会に参加したい方は、@ お名前、A 会場参加・オンライン参加のどちらを希望か、B 何で講演会を知ったのかをご記入のうえ、12月12日(月)までにメールにて事務局(ercj@ercj.org)までお申込みください(定員制限あり)。会場・オンラインとも定員に余裕があれば参加いただけます
■内容(予定)
第1部 2022年度「守屋賞」表彰式
第2部 講演会「性刑法の改革と課題」
 司会:村井敏邦副理事長・後藤昭理事
開会挨拶 石塚章夫理事長
1.基調報告
「性刑法の過去、現在、未来」 斉藤豊治理事
2.性刑法の改正の論点
  1)「暴行・脅迫・抗拒不能要件の現状と見直しについて」半田靖史氏(元裁判官)
  2)「年少者保護」角南和子氏(弁護士)
  3)「地位関係性類型」金澤真理理事
3.質疑・討論 登壇者全員
閉会挨拶 村井敏邦副理事長

【ERCJ第10回講演会ご案内チラシ】(PDFファイル)


 
2022/7/26
シンポジウム「少年法2021年改正(特定少年の設定)と少年司法の展望――担い手から見えてくるもの」開催のお知らせ
少年法は2021年に第5次となる改正が行われ、2022年4月から運用が始まった。民法の成年年齢が18歳へ引き下げられたことを機に、当初は少年法適用年齢の引き下げが検討されていた。しかし種々の批判を受け、適用年齢は現行のままとしながら、18・19歳を「特定少年」として成人に近いかたちで扱う運用となった。少年司法の大きな変化、転換点になるのか……。少年法の理念は変わらないというが、それはどのようなかたちで立ち現れるのだろうか。憲法とともに設置された家庭裁判所や少年法の運用の今後について、少年司法の担い手とともに課題をさぐる。

※会場・概要に追加変更あり。
日時: 2022年8月27日(土)14時〜17時を予定
会場: Web開催(参加無料・定員制限あり)
※ERCJ会員の方にはZoom招待状をお送りします。会員以外で参加希望の方は事務局までメール(ercj@ercj.org)にてご連絡ください。期限は8月26日(金)15時までです。
概要:
■基調講演(30分)
  少年法2021年「改正」とその射程(仮)……山口直也氏(立命館大学)
■報 告(15分)
  実名報道について(仮)……佐々木 央氏(共同通信編集委員)
■パネルディスカッション「少年司法の担い手が考える少年司法の今後」
  司会:佐々木光明氏(当法人理事)
1.報告(各10分、計40分)
森野俊彦氏(元裁判官)
横山 勝氏(元家庭裁判所調査官)
村中貴之氏(弁護士/日弁連子どもの権利委員会)
西原 実氏(保護観察官/大阪保護観察所)
2.ディスカッション(60分)
森野俊彦氏・横山勝氏・村中貴之氏・西原実氏・山口直也氏・佐々木央氏


2022/6/3
2022年度守屋賞について
2022年度の「守屋賞」「守屋研究奨励賞」の募集を開始しました。
詳細はこちら

2022/02/22
ERCJ選書6『一筋――いつも今を出発点として』刊行のお知らせ
 
光藤景皎(著)、川崎英明・高田昭正・田淵浩二(インタビュアー)『一筋――いつも今を出発点として』(日本評論社、2022年、定価[本体1,400円+税])
ERCJ選書の6作目、光藤景皎著『一筋――いつも今を出発点として』が出版されました。
本書では、光藤氏の刑事訴訟法研究者としての道のり、その研究の意義や方法、課題についてインタビューを行い文章化しました。門下生として光藤刑訴法を学んだ高田昭正氏、田淵浩二氏、川負p明理事がインタビュアーを務めています。研究者として刑事手続における権力的なものに対し、一筋に法定救済を求め続けてきた光藤氏の軌跡を、ぜひご一読下さい。

※ERCJ会員の方には当法人より郵送にて1冊お贈りいたしました。

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正誤表


2021/12/21
第9回ERCJ講演会・表彰式を行いました
2021年12月19日(日)、当法人主催の第9回講演会/守屋賞・守屋研究奨励賞表彰式を行いました。
今回の講演会のテーマは「満洲国と日本の司法――今考えるべきこと」です。昨年に引き続き、今回も新型コロナウイルスのためZoomを使用して開催しました。また感染対策を行った上で、講演者には会場にお集りいただき配信を行いました。
今回の講演会は、当法人の創設者である故守屋克彦前理事長が掲げてきたテーマ「司法の戦後責任」の第3弾です。第1弾では日本とドイツの戦後責任を比較し、第2弾では日本における戦前戦後の司法の状況をご報告いただきました。第3弾では「満洲国」の日本人裁判官の戦争責任を中心テーマとして、当時の「満洲国」の状況、治安立法・施行・実施の実態とその問題点、日本人裁判官が「満洲国」で行ったことについてご講演いただきました。
続くディスカッションでは講演での内容を踏まえ、なぜ「満洲国」の日本人裁判官に対する戦争責任の追及が日本本土では行われなかったのかを検討し、同時にその責任の性質と内容を検討しました。また、日本では、戦前から現在にも通じる公文書をはじめとする資料の保管が公的に十分なされていないことが問題との指摘があり、それを変えていくことの必要性とそのことにより歴史的事実の正確な認識が可能になることなどについて議論がなされました。

第9回講演会「満洲国と日本の司法――今考えるべきこと」
第1部 表彰式「第9回守屋賞」「第6回守屋研究奨励賞」
第2部 講演会「満洲国と日本の司法――今考えるべきこと」
  1. 講演会の趣旨  村井敏邦副理事長
  2. 講 演
「満洲国の肖像」加藤聖文氏(国文学研究資料館准教授)
「『満洲国』の治安法」荻野富士夫氏(小樽商科大学名誉教授)
「日本人裁判官は満洲国で何をしたか」石塚章夫理事長
  3. ディスカッション
荻野富士夫氏、加藤聖文氏、石塚章夫理事長、村井敏邦副理事長

当日は多くの方々にご視聴いただきました。
リモートでご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


2021/12/21
「第9回守屋賞」「第6回守屋研究奨励賞」受賞者が決定しました
2021年度「第9回守屋賞」「第6回守屋研究奨励賞」受賞者が決定し、12月19日(日)開催の第9回講演会において表彰式を行いました(Zoom開催)。今年度の受賞者は以下の通りです。なお受賞者の皆様にはリモートで表彰式にご参加いただきました。

第9回守屋賞受賞者
鴨志田祐美氏(弁護士)
(受賞対象業績:『大崎事件と私――アヤ子と祐美の40年』〔LABO、2021年〕)
特定非営利活動法人セカンドチャンス!

第6回守屋研究奨励賞受賞者
関口和徳氏(愛媛大学)
(受賞対象業績:『自白排除法則の研究』〔日本評論社、2021年〕)


2021/12/1
第9回講演会開催のお知らせ
■日時:2021年12月19日(日)13時〜16時30分(予定)
※Web開催・参加無料
■内容
第1部 2021年度「守屋賞・守屋研究奨励賞」表彰式
第2部 講演会「満洲国と日本の司法――今考えるべきこと」
◎「満洲国と日本の司法 その趣旨」 村井敏邦副理事長
1.講演
「満洲国の肖像」 加藤聖文氏(国文学研究資料館准教授)
「『満洲国』の治安法」 荻野富士夫氏(小樽商科大学名誉教授)
「日本人裁判官は満洲国で何をしたか」 石塚章夫理事長
2.ディスカッション
荻野富士夫氏、加藤聖文氏、石塚章夫理事長、村井敏邦副理事長

※1 ERCJ会員の方には、12月初旬に事務局より「Zoomウェビナー招待状」をお送りいたします。
※2 ERCJ会員・関係者以外で講演会を視聴したい方は、12月17日(金) 15:00までに「@視聴希望者のお名前」「A人数」「B何で講演会の開催を知ったのか」を記載の上、ERCJ事務局までお知らせください。定員に余裕があればご視聴いただけます。


2021/10/5
第8回講演会「日本の死刑制度を考える」配信のお知らせ
昨年12月にWeb開催されました第8回講演会「日本の死刑制度を考える」を、法人会員の日本評論社のご協力でYouTube配信にて公開いたします。配信期間は2021年11月末日までの予定です。どうぞご視聴ください。
※2021年12月20日まで配信を延長いたします。

■第8回講演会「日本の死刑制度を考える」配信内容
1.講演 デイビッド・T・ジョンソン氏(ハワイ大学教授)
講演動画

2.ディスカッション
デイビッド・T・ジョンソン氏、笹倉香奈氏(甲南大学教授、通訳)、後藤昭理事(司会)
ディスカッション動画


2021/10/05
新刊書籍のご案内
 
大谷彬矩著『刑務所の生活水準と行刑理論』(日本評論社、2021年9月刊行、定価・税込6,380円[本体5,800円])
「第5回守屋研究奨励賞」の受賞者である大谷彬矩氏の『刑務所の生活水準と行刑理論』が日本評論社より刊行されました。本書の内容は、同賞の受賞対象業績「『行刑の社会化』論の再検討――代替概念としての『同化原則』の可能性」等をもとに編集されたものです。ぜひご一読ください。

■『刑務所の生活水準と行刑理論』目次
第1編 刑務所の生活水準に関する理論的前提
第2編 日本における「行刑の社会化」
第3編 ドイツ行刑における社会との同一化原則
第4編 「市民」としての受刑者像の確立に向けて

日本評論社 Amazon


2021/6/4
2021年度守屋賞について
2021年度の「守屋賞」「守屋研究奨励賞」の募集を開始しました。
詳細はこちら

2020/12/23
第8回ERCJ講演会・表彰式を行いました
2020年12月20日(日)、当法人主催講演会・守屋賞表彰式を行いました。
第8回講演会のテーマは「日本の死刑制度を考える」です。今回は新型コロナウイルス感染拡大のためZoomを使用して開催し、登壇者にも全員リモートでご参加いただきました。
第2部のジョンソン氏の講演では、今年度の「守屋賞」受賞対象業績である『アメリカ人のみた日本の死刑』(岩波新書)の中から第4章「冤罪と否定の文化」を取り上げた後、「刑事司法制度の過ちから学ぶ」をテーマに、通訳を介さずご講演いただきました。
続くディスカッションでは、ジョンソン氏の講演について、およびそれに派生する問題、視聴者からの質問を、後藤理事がジョンソン氏へ問い掛け、それに笹倉氏の通訳を介してジョンソン氏が答える形式で行われました。アメリカの現状と死刑制度をめぐる日本の問題について議論がなされました。

第8回講演会「日本の死刑制度を考える」
第1部 表彰式「第8回守屋賞」
第2部 講演会「日本の死刑制度を考える」
司会:後藤昭理事
  1. 講 演
デイビッド・T・ジョンソン氏(ハワイ大学教授)
  2. ディスカッション
デイビッド・T・ジョンソン氏、笹倉香奈氏(甲南大学教授、通訳)、後藤昭理事

当日は多くの方々にご視聴いただきました。
リモートでご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

2020/12/23
「第8回守屋賞」受賞者が決定しました
2020年度「第8回守屋賞」受賞者が決定し、12月20日(日)に表彰式を行いました(Zoom開催)。今年度の受賞者は以下の通りです。

第8回守屋賞受賞者
坂上香氏(ドキュメンタリー映画監督)
(受賞対象業績:映画「プリズン・サークル」〔2019年、公開2020年〕)
五十嵐弘志氏(NPO法人マザーハウス理事長)
一般社団法人裁判員ネット
デイビッド・T・ジョンソン氏(ハワイ大学教授)
(受賞対象業績:『アメリカ人のみた日本の死刑』〔笹倉香奈訳、岩波新書、2019年〕)

2020/10/26
第8回講演会「日本の死刑制度(仮)」開催のお知らせ
■日時:2020年12月20日(日)13時〜16時(※Web開催)
■内容
第1部 2020年度「守屋賞」表彰式
第2部 講演会「日本の死刑制度(仮)」
  1.講演 デイビッド・T・ジョンソン氏(ハワイ大学教授)(※通訳有り)
2.ディスカッション デイビッド・T・ジョンソン氏、笹倉香奈氏、後藤昭理事(司会)
※1 ERCJ会員の方には、事務局より「Zoomウェビナー招待状」をお送りしましたので、「12月17日(木) 15:00までに事前登録」をしていただきますようお願いいたします。
※2 ERCJ会員・関係者以外で講演会を視聴したい方は、12月17日(木) 15:00までに「@視聴希望者のお名前」「A人数」「B何で講演会の開催を知ったのか」を記載の上、ERCJ事務局までお知らせください。定員に余裕があればご視聴いただけます。


2020/6/1
2020年度守屋賞について
2020年度の「守屋賞」「守屋研究奨励賞」の募集を開始しました。
詳細はこちら

2020/01/15
ERCJ選書5『創意――事実と道理に即して 刑事弁護六〇年余』刊行のお知らせ
 
石川元也(著)、岩田研二郎・斉藤豊治(インタビュアー)『創意――事実と道理に即して 刑事弁護六〇年余』(日本評論社、2020年、定価[本体1,500円+税])
ERCJ選書の5作目、石川元也著『創意――事実と道理に即して 刑事弁護六〇年余』が出版されました。
本書では、関西の地で60年を越える石川氏の弁護活動において、松川事件など特徴的な刑事事件や冤罪事件など刑事弁護活動、刑事司法問題への取組みと展望などを語っています。インタビュアーは、石川氏の盟友である岩田研二郎弁護士、当法人の斉藤豊治理事が務めています。
戦後司法史の生き証人であり、米寿にしてなお弁護の第一線に立つ石川氏。戦後刑事司法の歴史とともに石川氏の弁護活動の足跡を綴った本書を、ぜひご一読下さい。

※なお、ERCJ会員の方には当法人より郵送にて1冊お贈りいたしました。

日本評論社  【『創意』正誤表】(PDFファイル)

2019/12/27
第7回ERCJ講演会・表彰式を行いました
2019年12月22日(日)、(株)TKC(東京・飯田橋)にて、当法人主催講演会・守屋賞表彰式を行いました。
今回の第7回講演会のテーマは「守屋克彦先生がめざしてきたもの」です。2018年11月にご逝去なさった、当法人の創設者で前理事長の守屋克彦先生の生前の理論と業績を検証し、その承継を行うという趣旨で開催しました。
「1.講演」では、少年法、事実認定論、裁判官の独立という守屋先生が裁判官、研究者、弁護士として法実務、研究として取り組んだテーマごとの守屋理論の内容とその承継についてご講演いただきました。「2.守屋先生を偲んで」では、裁判官、弁護士、大学教員としての守屋先生、調査官から見た守屋先生という4つの側面を、各々関わりのある方々にお話しいただきました。刑事司法、少年司法に誠実に取り組まれた先生のお姿や、ユーモア溢れる先生とのエピソードを語ってくださいました。

第7回講演会「守屋克彦先生がめざしてきたもの」
第1部 表彰式「第7回守屋賞」「第5回守屋研究奨励賞」
第2部 講演会「守屋克彦先生がめざしてきたもの」
司会:川負p明氏(関西学院大学名誉教授)、金澤真理氏(大阪市立大学教授)
  1. 講 演
「少年法」佐々木光明氏(神戸学院大学教授)
「事実認定論」豊崎七絵氏(九州大学教授)
「裁判官の独立」安原 浩氏(弁護士、元裁判官)
  2. 守屋先生を偲んで
「裁判官としての守屋先生」森野俊彦氏(弁護士、元裁判官)、村山浩昭氏(裁判官)
「調査官から見た守屋先生」伊藤由紀夫氏(NPO法人非行克服支援センター理事、元家裁調査官)
「弁護士としての守屋先生」青木正芳氏(弁護士)、増田 祥氏(弁護士)
「大学教員としての守屋先生」礒野弥生氏(東京経済大学名誉教授)、田中輝和氏(東北学院大学名誉教授)
第3部 「守屋先生を偲ぶ会」

当日は守屋先生を偲び、多くの方々にご参加いただきました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。


2019/12/27
「第7回守屋賞」「第5回守屋研究奨励賞」受賞者が決定しました
2019年度「第7回守屋賞」「第5回守屋研究奨励賞」受賞者が決定し、12月22日(日)に(株)TKC(東京・飯田橋)にて表彰式を行いました。今年度の受賞者は以下の通りです。

第7回守屋賞受賞者
浅見理都氏(漫画家)
(受賞対象業績:『イチケイのカラス』(講談社、2018〜2019年))
中本忠子氏(NPO法人食べて語ろう会理事長)

第5回守屋研究奨励賞受賞者
安田恵美氏(國學院大學)
(受賞対象業績:『高齢犯罪者の権利保障と社会復帰』(法律文化社、2017年))
大谷彬矩氏(立命館大学)
(受賞対象業績:「ドイツ行刑における社会との同化原則の意義」(法政研究84巻4号、2018年)、「『行刑の社会化』論の再検討――代替概念としての『同化原則』の可能性」(法政研究84巻2号、2017年)、「行刑における社会との同化原則の意義」)


2019/11/20
第7回講演会「守屋克彦先生がめざしてきたもの」開催のお知らせ
■日時:2019年12月22日(日)12:30開場、13:00開始(第1、2部は参加無料・予約不要)
■会場:株式会社TKC 2階会議室
〒162-0824 東京都新宿区揚場町2−1 軽子坂MNビル2階
地下鉄・飯田橋駅 B4b出口すぐ、JR飯田橋駅より徒歩5分
■内容
第1部 「2019年度守屋賞、守屋研究奨励賞」表彰式
第2部 講演会「守屋克彦先生がめざしてきたもの」
  1. 講演
@少年法、A事実認定論、B裁判官の独立
  2. 守屋先生を偲んで
@裁判官としての守屋先生、A調査官から見た守屋先生、
B弁護士としての守屋先生、C大学教員としての守屋先生
第3部 「守屋先生を偲ぶ会」(18:00開始)
※偲ぶ会の会費2000円

【ERCJ第7回講演会ご案内チラシ】(PDFファイル)


2019/10/02
新刊書籍のご案内
 
安部祥太著『被疑者取調べの憲法的規制』(日本評論社、2019年、定価[本体6,000円+税])
「第4回守屋研究奨励賞」の受賞者である安部祥太氏の『被疑者取調べの憲法的規制』が日本評論社より刊行されました。本書の内容は、同賞の受賞対象業績「被疑者取調べの憲法的規制――日韓両国におけるMiranda法理の継受と変容」をもとに編集されたものです。ぜひご一読ください。

『被疑者取調べの憲法的規制』目次
第1部 日本の被疑者取調べとその問題点
第2部 アメリカにおける被疑者取調べの憲法的規制
第3部 韓国における被疑者取調べの憲法的規制
第4部 日米韓3ヶ国における被疑者取調べ規制の差異の背景
第5部 日本における被疑者取調べの憲法的規制

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2019/08/09
「裁判員裁判と報道、情報のあり方を考える――裁判員制度10年を機に」開催のお知らせ
■日時: 2019年8月31日(土)14時〜17時 (入場無料・予約不要)
■会場: (株)TKC東京本社 2階会議室
〒162-0824 東京都新宿区揚場町2−1 軽子坂MNビル2階
地下鉄・飯田橋駅 B4b出口すぐ、JR飯田橋駅より徒歩5分
■主催: 龍谷大学法情報研究会
■協力: ERCJ、(株)日本評論社、(株)TKC
■内容(敬称略):
  ・「研究会の趣旨」 大橋鉄雄(フリー編集者)
・「裁判員裁判(刑事裁判)と報道」 飯室勝彦(元東京新聞論説委員)
・「新聞記者の立場から」 杉谷剛(東京新聞社会部部長)
・「テレビメディアの立場から」 清永聡(NHK解説委員)
・「ディスカッションと質疑応答」 飯室勝彦、杉谷剛、清永聡、司会:串崎浩(日本評論社)

2019/6/3
2019年度守屋賞について
2019年度の「守屋賞」「守屋研究奨励賞」の募集を開始しました。
詳細はこちら

2019/04/08
新刊書籍のご案内
 
パウル・ヨハン・アンゼルム・フォイエルバッハ(著)、福井厚(訳)『陪審制度論』(日本評論社、2019年、定価[本体2,700円+税])
“近代刑法学の父”フォイエルバッハが陪審制の是非を検討した重要な書籍 Betrachtungen über das Geschwornen=Gericht (1813) が、当時の資料を丹念に踏まえた福井厚・京都女子大学名誉教授の翻訳により、『陪審制度論』としてこのたび日本評論社から刊行されました。本邦初訳です。本書の帯に四宮啓理事が推薦文を寄せています。
陪審制がもつ二重の性質を指摘し、政治的観点と純粋に刑事法上の観点とを区別するという独創的な方法論に基づいて、陪審制の斬新な分析が展開されています。
2019年5月、日本の刑事司法の重要な画期となった裁判員制度が施行10年を迎えます。国民参加の観点から陪審制・裁判員制度の本質を深く理解し、その意義を問い直すために、ぜひ手に取りたい一冊です。

『陪審制度論』目次
緒 言  
第一章  陪審裁判所の概念および本質について
第二章 政治制度、国家体制の一部分として考察された陪審制
第三章 身分の平等性または同輩性について
第四章 純粋に刑法上の制度として考察された陪審制
第五章 事実問題の性質、弁護および裁判長の影響について
第六章 事実問題の分割と陪審制の欠陥を治癒するその他の方法について
〔解題〕フォイエルバッハの陪審制度論/福井厚

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2019/03/08
新刊書籍のご案内
 
ヘルムート・オルトナー(著)、村井敏邦(特別寄稿)、須藤正美(訳)『国家が人を殺すとき――死刑を廃止すべき理由』(日本評論社、2019年、定価[本体3,300円+税])
2月28日に当法人主催講演会でご講演いただいた、ヘルムート・オルトナー氏の書籍Wenn der Staat tötetの日本語版『国家が人を殺すとき――死刑を廃止すべき理由』が、このたび日本評論社より刊行されました。
世界の死刑制度の歴史とその殺害方法などを丹念な調査と取材によってたどり、国家が「死刑」を実施することの根本的矛盾を浮き彫りにしています。また、村井敏邦副理事長の特別寄稿も収録されています。「死刑廃止」を考える上で、ぜひ読んでおきたい一冊です。

『国家が人を殺すとき』目次
特別寄稿 日本における死刑の状況と本書の意義/村井敏邦
プロローグ 国民の名の下に――最新の状況
1  国家が人を殺すとき――長らく待たされたトロイ・デイビス
2  アーカンソー州の薬物カクテル注射――または、なぜ米国ではその薬物が不足するのか
第1部  儀式――太古の罰
第2部 処刑器具――殺害技術の進歩
第3部 執行人――法の手足となって
第4部 マーケッター――殺害の値段
第5部 告知するもの――公的な演出
エピローグ 死刑についての考察――ある見解表明
展望 希望のとき?――死刑制度をめぐる世界の現状
死刑制度に抗して/トーマス・フィッシャー
訳者あとがき/須藤正美

※ERCJ会員の方で、直接当法人事務局に本書をご注文(電話・FAX・メールにて)された方に限り、定価3,564円(税込)のところを特別価格2,900円(税込)+送料で販売いたします。

2019/03/08
ERCJ講演会「死刑を考える」を行いました
2019年2月28日(木)、株式会社TKC(東京・飯田橋)にて、当法人主催講演会を行いました。
講演会「死刑を考える」
講演1. 国家が人を殺すとき
ヘルムート・オルトナー氏(ジャーナリスト)
講演2. 死刑存置国・日本の現在と未来
村井敏邦氏(一橋大学名誉教授、ERCJ副理事長)
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

2018/03/08
ERCJ選書4『一路――法曹の世界を生き抜く』刊行のお知らせ
 
環 直彌(著)、石塚章夫(インタビュアー)『一路――法曹の世界を生き抜く』(日本評論社、2019年、定価[本体1,400円+税])
ERCJ選書の4作目、環直彌著『一路――法曹の世界を生き抜く』が出版されました。
本書では、環直彌先生が古稀を迎えた折に聞き取った録音を文章化し、また資料として論稿や裁判記録等を収録しています。
あるときは特捜部検事となって時の内閣を総辞職に追い込み、あるときは裁判官となって戸別訪問禁止違憲判決を言い渡し、またあるときは弁護士となって中国人の戦後補償裁判の原告弁護団長を務めた。法曹三者をすべて経験した環先生の、確かな一本の筋が通っているその生き様を、ぜひご一読下さい。

※なお、ERCJ会員の方には当法人より郵送にて1冊お贈りいたしました。

日本評論社

2019/01/15
ERCJ主催講演会「死刑廃止を考える」(仮題)開催のお知らせ
 2018年7月に、オウム事件の死刑確定者の大量執行が行われ、その後も同年12月27日に2名の死刑執行が行われました。死刑廃止は世界的潮流となって久しいのですが、日本はいまだ死刑存置の国です。
死刑の歴史を詳しく解説し、ドイツはもちろん、いくつかの国で翻訳され、ベストセラーになっている書籍Wenn der Staat tötet(『国家が人を殺すとき』)の日本語版が、このたび刊行されます(日本評論社、2019年2月刊行予定)。
本書の刊行を記念して来日される著者のヘルムート・オルトナー氏と、日本語版発行にあたって日本の死刑問題の解説を執筆された村井敏邦氏に、死刑の現状と廃止への展望を語っていただきます。

■日時:2019年2月28日(木)午後18時〜 (入場無料、予約不要)
■会場:(株)TKC東京本社 2階会議室
〒162-0824 東京都新宿区揚場町2−1 軽子坂MNビル2階
地下鉄・飯田橋駅 B4b出口すぐ、JR飯田橋駅より徒歩5分
■概要:
講演1「国家が人を殺すとき」(仮) ※通訳有り
ヘルムート・オルトナー氏(ジャーナリスト)
講演2「日本における死刑の現状」(仮)
村井敏邦氏(一橋大学名誉教授、当法人副理事長)

2019/01/10
第6回ERCJ講演会・表彰式を行いました
2018年12月9日(日)、(株)TKC(東京・飯田橋)にて、当法人主催講演会・守屋賞表彰式を行いました。
すでにご案内しているところですが、当法人の創設者で理事長を務められた守屋克彦先生が2018年11年1日にご逝去なさいました。私どもにとっては太く筋の通った大切な支柱を失ってしまいました。ことばでは言い尽くせない思いであります。
今回の第6回講演会のテーマは「日本における司法の戦後責任」です。前回の第5回講演会は、ドイツ人のジャーナリスト、ヘルムート・オルトナー氏と東京大学名誉教授の広渡清吾氏に演者をお願いして、「司法の戦後責任――ドイツと日本の比較」というテーマで開催しました。今回はその続編という位置づけです。
これらのテーマは守屋先生が生前一貫して追究されてきたテーマであり、その講演会の実現を発足当初より強くご希望されておりました。ご遺志を受け継いで、こうして開催できたことについて、改めて守屋先生に感謝申し上げます。

守屋克彦理事長追悼 第6回講演会「日本における司法の戦後責任」
第1部 表彰式「第6回守屋賞」
第2部 講演会「日本における司法の戦後責任」
総合司会:川崎英明氏(関西学院大学教授)
講演1「最高裁判所の不安な門出――三淵コートとそのスタッフたち」
出口雄一氏(桐蔭横浜大学教授)
講演2「裁判官の戦争責任と戦後司法」
石塚章夫(元裁判官、弁護士)
ディスカッション「戦後司法の分析からみえてきたもの」
清永 聡氏(司会、NHK解説委員)
出口雄一氏、石塚章夫氏、川崎英明氏

当日は予定人数を上回る多くの方々にご参加いただきました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

2019/01/10
「第6回守屋賞」受賞者が決定しました
2018年度「第6回守屋賞」受賞者が決定し、12月9日(日)に(株)TKC(東京・飯田橋)にて表彰式を行いました。今年度の受賞者は以下の通りです。

第6回守屋賞受賞者
社会福祉法人大阪ボランティア協会“裁判員ACT”裁判への市民参加を進める会
特定非営利活動法人再非行防止サポートセンター愛知
清永 聡氏(NHK解説委員)
(受賞対象業績:『家庭裁判所物語』(日本評論社、2018年))

2018/11/22
お知らせ
みなさまに大変悲しいお知らせをいたします。
本年11月1日、当法人の守屋克彦理事長が逝去いたしました。享年84歳でした。
守屋理事長は、当法人の筆頭発起人として物心両面にわたって当法人の設立にご尽力なさり、設立後も理事長として当法人の活動を常にリードされてきました。
かけがえのない存在を失い、悲しみに耐えません。
生前、常に当法人の将来の発展をお考えになっていた守屋理事長の遺志を継ぎ、これからも当法人がより一層社会的な貢献ができるよう、理事一同、鋭意努力してまいります。

2018年11月
NPO法人 ERCJ理事会


2018/11/02
第6回講演会「日本における司法の戦後責任」のお知らせ
■日時:2018年12月9日(日) 12:30開場・13:00開演(参加無料・予約不要)
■会場:株式会社TKC 東京本社2階
〒162-0824 東京都新宿区揚場町2−1 軽子坂MNビル2階
地下鉄・飯田橋駅 B4b出口すぐ、JR飯田橋駅より徒歩5分

第1部 「第6回守屋賞」表彰式
第2部 講演会「日本における司法の戦後責任」 総合司会:川崎英明理事
  講演1 「最高裁判所の不安な門出――三淵コートとそのスタッフたち」
出口雄一氏(桐蔭横浜大学教授)
  講演2 「裁判官の戦争責任と戦後司法」
石塚章夫理事
  ディスカッション「戦後司法の分析からみえてきたもの」
    清永聡氏(司会、NHK解説委員)、出口雄一氏、石塚章夫理事
【ERCJ第6回講演会ご案内チラシ】(PDFファイル)

2018/09/26
新刊書籍のご案内
 
清永聡著『家庭裁判所物語』(日本評論社、2018年、本体価格1,800円)
2019年に70周年を迎える家庭裁判所。そのルーツと歴史をつづった書籍が発行されました。
本書では、40名を超える関係者およびご遺族へと取材を重ねて、日本国憲法の理念を実現してきた足跡が、貴重な証言と資料から丹念につづられています。
少年法の対象年齢引下げについて、法制審は今秋ごろから本格審議に入る予定だともいわれています。本書では、これまでの少年法改正議論にも触れており、「闘う家裁」の姿が描かれています。
ご興味のある方は、ぜひご購入ください。

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2018/09/18
第1回ERCJ会員交流会を行いました
2018年9月9日(日)14:00〜17:00、(株)TKC東京本社(東京・飯田橋)にて、第1回ERCJ会員交流会を行いました。

第1回ERCJ会員交流会
「『市民の司法参加』について改めて話そう! 〜裁判員裁判を題材に〜」
1. 「裁判員制度この9年間」問題提起
石塚章夫氏(ERCJ理事、元裁判官)
竹田昌弘氏(共同通信編集委員兼論説委員)
田口真義氏(裁判員経験者交流グループ「LJCC」発起人)
2. グループでの質疑応答
3. 報告者からのコメントと全体での質疑応答

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

2018/08/02
ERCJ会員間交流会「『市民の司法参加』について改めて話そう! ――裁判員裁判を題材に」のお知らせ
■日時:2018年9月9日(日)13:30開場、14:00開演、17:00終了予定
■会場:株式会社TKC 東京本社2階会議室
〒162-0824 東京都新宿区揚場町2−1 軽子坂MNビル
(JR飯田橋駅より徒歩5分、地下鉄・飯田橋駅B4b出口すぐ)
■参加費は無料
■概要
1.開会の挨拶/本会の趣旨説明
2.「裁判員制度この9年間」問題提起(各20分)
  @石塚章夫氏(元裁判官、弁護士、当法人理事)
A竹田昌弘氏(共同通信編集委員兼論説委員)
B田口真義氏(裁判員経験者交流グループ、LJCC発起人)
・具体的な事例、エピソードを振り返りながら、裁判員制度導入時にいわれていた「司法への市民参加」とはどういう意味だったのか、それはどんな形で実現されたのか(されなかったのか)、「司法への市民参加はどのような形で実現されるべきなのか」など、それぞれの立場から多角的に検証、問題提起をしていただく。
3.問題提起を受けての対話等(約50分)
4.閉会の挨拶

2018/06/01
2018年度守屋賞について
2018年度の「守屋賞」「守屋研究奨励賞」の募集を開始しました。
詳細はこちら

2018/01/11
ERCJ選書3『気概――万人のために万人に抗す』刊行のお知らせ
 
  小田中聰樹(著)、川崎英明、白取祐司、豊崎七絵(インタビュアー)『気概――万人のために万人に抗す』(日本評論社、2018年、本体価格1,400円)

ERCJ選書の3作目として、小田中聰樹著『気概――万人のために万人に抗す』が出版されました。
この書籍は著者が傘寿を迎えられた機会に、小田中刑事法学の軌跡を、著者の人格を育んだ生立ちを含むパーソナル・ヒストリーとして率直に語っていただき、記録化したものです。インタビュアーは当法人の川崎英明理事、白取祐司理事、そして豊崎七絵氏が務めています。巻末には最近の論稿3編が収録されています。
憲法的思考を貫く人権と民主主義の小田中刑事法学の軌跡を知り、学ぶことは、確かな視点と展望を与えてくれるでしょう。
※なお、ERCJ会員の方には当法人より郵送にて1冊お贈りいたしました。

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2017/12/26
第5回ERCJ講演会・表彰式を行いました
2017年12月17日(日)13:00〜17:30、(株)TKC(東京・飯田橋)にて、当法人主催講演会・表彰式を行いました。

第5回講演会「司法の戦後責任――ドイツと日本の比較」
第1部  表彰式「第5回守屋賞」「第4回守屋研究奨励賞」
第2部  講演「日本とドイツはどのように違うか―『過去』と『現在』のかかわり」
広渡清吾氏(東京大学名誉教授)
第3部  講演「現前する過去−記憶する義務」
ヘルムート・オルトナー氏(『ヒトラーの裁判官 フライスラー』著者)

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

2017/12/26
「第5回守屋賞」「第4回守屋研究奨励賞」受賞者が決定しました
2017年度「第5回守屋賞」「第4回守屋研究奨励賞」受賞者が決定し、12月17日(日)に(株)TKC(東京・飯田橋)にて表彰式を行いました。今年度の受賞者は以下の通りです。

第5回守屋賞受賞者
阿部恭子 氏(特定非営利活動法人World Open Heart 理事長)
(受賞対象業績:『交通事故加害者家族の現状と支援――過失犯の家族へのアプローチ』(阿部恭子著、草場裕之監、現代人文社、2016年)、『加害者家族支援の理論と実践――家族の回復と加害者の更生に向けて』(阿部恭子編著、草場裕之監、現代人文社、2015年))
当日、阿部氏はご欠席のため、代理として、成澤壽信氏(現代人文社代表取締役社長)が表彰式に出席されました。

第4回守屋研究奨励賞受賞者
安部祥太 氏(青山学院大学)
(受賞対象業績:「被疑者取調べの憲法的規制――日韓両国におけるMiranda法理の継受と変容」)

2017/12/22
法学セミナーに掲載されました
昨年12月に開催した第4回講演会の講演録が、法学セミナー756号(2017年12月、日本評論社)に掲載されました。

[特集]日本型司法取引とは何か
「日本型司法取引とは何か」
後藤昭 22〜27頁
「美濃加茂市長事件――控訴審『逆転有罪』不当判決の検討」
郷原信郎 28〜35頁
「パネルディスカッション・日本型司法取引とその課題」
郷原信郎・後藤昭・笹倉香奈 36〜45頁

また、本年8月に開催したシンポジウム「年長少年に対する司法政策『年齢引下げ』は何をもたらすか」の講演録は、別冊法学セミナーとして2018年1月29日発行予定です。

2017/11/20
第5回講演会「司法の戦後責任――ドイツと日本の比較」のお知らせ
・日時 2017年12月17日(日) 12:30開場・13:00開演(参加無料・予約不要)
・会場 株式会社TKC 東京本社2階
〒162-0824
東京都新宿区揚場町2番1号 軽子坂MNビル2階
JR飯田橋駅より徒歩5分、東京メトロ・飯田橋駅B4b出口すぐ
第1部 「第5回守屋賞」「第4回守屋研究奨励賞」表彰式
第2部 講演 広渡清吾氏(東京大学名誉教授)
第3部 講演 ヘルムート・オルトナー氏(『ヒトラーの裁判官 フライスラー』著者)(※通訳あり)

2017/10/1
2017年度守屋賞について
2017年の「守屋賞」「守屋研究奨励賞」の募集を開始しました。
詳細はこちら

2017/09/01
「講演録など」を更新しました
2016年12月18日開催の第4回講演会 「『改正』刑訴法とえん罪 ―第1部 司法取引―」を掲載しました。

2017/09/04
第5回講演会開催のお知らせ
・日時 2017年12月17日(日) 13〜17時
・会場 株式会社TKC
〒162-0824
東京都新宿区揚場町2番1号 軽子坂MNビル2階
東京メトロ・飯田橋駅 B4b出口すぐ
・講演者
広渡清吾氏(東京大学名誉教授)
ヘルムート・オルトナー氏(『ヒトラーの裁判官 フライスラー』著者)

2017/06/29
シンポジウム「年長少年に対する司法政策 『年齢引下げ』は何をもたらすか」 開催のお知らせ
・日時 2017年8月26日(土)13〜17時
・場所 株式会社TKC
〒162-0824
東京都新宿区揚場町2番1号 軽子坂MNビル2階
東京メトロ・飯田橋駅 B4b出口すぐ
・参加費は無料です。

■はじめに 守屋克彦(弁護士、ERCJ理事長)
■基調報告(各20分)
1.家裁における非行臨床
………村松 励(専修大学教授)
2.少年法「改正」の歴史と検察官先議
………斉藤豊治(弁護士)
3.法制審の現状
………武内謙治(九州大学教授)
■パネルディスカッション(90分)
・コーディネータ:本庄 武(一橋大学教授)
・パネリスト:
川邉 讓(駿河台大学、元鑑別所職員)
森田哲志(東京福祉大学、元浪速少年院長)
伊藤由紀夫(家裁調査官)
北澤貞男(元さいたま家裁判事)

2017/05/25
「講演録など」を更新しました
2016年12月18日開催の第4回講演会 「『改正』刑訴法とえん罪― 第3部 えん罪 ―」を掲載しました。

2017/05/03
ERCJ選書2『守柔――現代の護民官を志して』刊行のお知らせ
 
  守屋克彦(著)、石塚章夫、武内謙治(インタビュアー)『守柔――現代の護民官を志して』(日本評論社、2017年、本体価格1,400円)

ERCJ選書の2作目として『守柔――現代の護民官を志して』が出版されました。
本書では当法人の守屋克彦理事長が、裁判官として司法の独立と刑事、少年司法に専心し、護民官を目指し続けた、その足跡を語っています。インタビュアーは石塚章夫理事、武内謙治氏です。
日本の司法の歩みはどのようであったのか、裁判官たちは日本国憲法の期待に応えてきたのか。裁判の現場に居続けた一裁判官の記録を、ぜひご一読下さい。
※なお、ERCJ会員の方には当法人より郵送にて1冊お贈りいたします。

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2017/02/02
「講演録など」を更新しました
2015年12月20日開催の第3回講演会 第1部「これからの刑事司法」を掲載しました。

2016/12/28
第4回ERCJ講演会・表彰式を行いました
2016年12月18日(日)13:00〜16:40、LMJ東京研修センター(東京・水道橋)にて当法人主催講演会・表彰式を行いました。

第1部 司法取引
郷原 信郎 氏(弁護士、元検察官)
後藤 昭 氏(青山学院大学教授)
コーディネーター:笹倉 香奈 氏(甲南大学教授)
第2部 「2016年度守屋賞」「2016年度守屋研究奨励賞」表彰式
第3部 えん罪
桜井 昌司 氏(布川事件当事者)
コーディネーター:村井 敏邦 氏(一橋大学名誉教授)

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

2016/12/28
「2016年度守屋賞」「2016年度守屋研究奨励賞」受賞者が決定しました
「2016年度守屋賞」「2016年度守屋研究奨励賞」受賞者が決定し、12月18日(日)にLMJ東京研修センター(東京・水道橋)にて表彰式を行いました。
今年度の受賞者は以下の通りです。

2016年度守屋賞受賞者
桜井 昌司 氏(布川事件当事者)
佐藤 大介 氏(共同通信社記者)
(受賞対象業績:『ドキュメント死刑に直面する人たち――肉声から見た実態』(岩波書店、2016年))

2016年度守屋研究奨励賞受賞者
丸山 泰弘 氏(立正大学)
(受賞対象業績:『刑事司法における薬物依存治療プログラムの意義――「回復」をめぐる権利と義務』(2015年、日本評論社))

2016/11/21
第4回講演会「『改正』刑訴法とえん罪」のお知らせ
日 時: 2016年12月18日(日)12:30開場・13:00開演(参加無料・予約不要)
場 所: LMJ東京研修センター5階特大会議室【東京都文京区本郷1-11-14】 会場の詳細はこちら
JR総武線水道橋駅東口 徒歩6分
都営地下鉄三田線水道橋駅A6出口 徒歩3分
地下鉄丸の内線・南北線後楽園駅3出口 徒歩5分
東京メトロ丸の内線本郷三丁目駅2出口 徒歩5分
都営地下鉄大江戸線本郷三丁目駅3出口 徒歩5分
第1部 司法取引
郷原 信郎 氏(弁護士、元検察官)
後藤 昭 氏(青山学院大学教授)
コーディネーター:笹倉 香奈 氏(甲南大学教授)
第2部 「2016年度守屋賞」「2016年度守屋研究奨励賞」表彰式
第3部 えん罪
桜井 昌司 氏(布川事件当事者)
コーディネーター:村井 敏邦 氏(一橋大学名誉教授)
【2016年度ERCJ第4回講演会ご案内チラシ】(PDFファイル)

2016/10/18
「講演録など」を新設しました
当法人の行った講演会と研究会の講演録などを掲載するページを新設しました。
2015年度講演会第3部「市民から視る刑事裁判」を掲載しました。

2016/9/6
ERCJ選書1『気骨――ある刑事裁判官の足跡』刊行のお知らせ
 
  石松竹雄(著)、安原浩(インタビュアー)『気骨――ある刑事裁判官の足跡』(日本評論社、2016年)

このたび当法人の事業として「ERCJ選書」を刊行することとなり、その第1作目『気骨――ある刑事裁判官の足跡』が出版される運びとなりました。
この書籍は、石松竹雄元裁判官が自身のライフヒストリーを、裁判官を志すきっかけとなった故網田覺一元裁判官の生き方と重ねながら語ったもので、インタビュアーは当法人の安原浩理事が務めております。(本体価格1,400円)

刑事裁判を生き抜いた二人の「気骨の裁判官」の足跡を、ぜひご一読下さい。
※なお、ERCJ会員の方には当法人より郵送にて1冊お贈り致します。

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2016/6/22
第4回講演会のお知らせ
第4回講演会のお知らせを「イベント」ページに掲載しました。
詳しくはこちら

2016/6/6
2016年度守屋賞について
2016年の「守屋賞」「守屋研究奨励賞」の募集を開始しました。
詳細はこちら

2015/12/25
第3回ERCJ講演会・授賞式を行いました
 
2015年12月20日(日)13:00〜16:30、全水道会館(東京・水道橋)にて当法人主催講演会・授賞式を行いました。

第1部 これからの刑事司法
安岡 崇志 氏(日本司法支援センター理事、元日本経済新聞論説委員、元新時代の刑事司法制度特別部会委員)
後藤 昭 氏(青山学院大学教授)
コーディネーター:三島 聡 氏(大阪市立大学教授)
第2部 「第3回守屋賞」「第2回守屋研究奨励賞」授賞式
第3部 市民から視る刑事裁判――裁判員経験者と語る
田口 真義 氏(「Lay Judge Community Club〜裁判員経験者によるコミュニティ〜」事務局)
コーディネーター:飯 考行 氏(専修大学准教授)

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。


2015/12/25
「第3回守屋賞」「第2回守屋研究奨励賞」受賞者が決定しました
2015年度「第3回守屋賞」「第2回守屋研究奨励賞」受賞者が決定し、12月20日(日)に全水道会館(東京・水道橋)にて授賞式を行いました。
今年度の受賞者は以下の通りです。

第3回守屋賞受賞者
毛利 甚八 氏
田口 真義 氏
特定非営利活動法人監獄人権センター
季刊刑事弁護(現代人文社)

第2回守屋研究奨励賞受賞者
竹原 幸太 氏(東北公益文科大学)
(受賞対象業績:『菊池俊諦の児童保護・児童福祉思想に関する研究――戦前・戦中・戦後の軌跡と現代児童福祉法制への継承』早稲田大学モノグラフ117(早稲田大学出版部、2015年))
廣末 登 氏(NPO法人市民塾21/CDA)
(受賞対象業績:『若者はなぜヤクザになったのか――暴力団加入要因の研究』(ハーベスト社、2014年))
斎藤 司 氏(龍谷大学)
(受賞対象業績:『公正な刑事手続と証拠開示請求権』(法律文化社、2015年))


2015/12/1
第3回講演会「市民から視る刑事裁判」のお知らせ
日 時: 2015年12月20日(日)12:30開場・13:00開演(参加無料・予約不要)
場 所: 全水道会館4階大会議室 【東京都文京区本郷1-4-1】 会場の詳細はこちら
JR水道橋駅東口(御茶ノ水駅寄り)徒歩2分
都営地下鉄三田線水道橋駅A1出口徒歩1分
第1部 これからの刑事司法
安岡 崇志 氏(日本司法支援センター理事、元日本経済新聞論説委員、元新時代の刑事司法制度特別部会委員)
後藤 昭 氏(青山学院大学教授)
コーディネーター:三島 聡 氏(大阪市立大学教授)
第2部 「第3回守屋賞」「第2回守屋研究奨励賞」授賞式
第3部 市民から視る刑事裁判――裁判員経験者と語る
田口 真義 氏(「Lay Judge Community Club〜裁判員経験者によるコミュニティ〜」事務局)
コーディネーター:飯 考行 氏(専修大学准教授)
  【2015年度ERCJ第3回講演会ご案内チラシ】(PDFファイル)

2015/11/10
「白鳥決定」40周年シンポジウムが行われました
 
11月7日(土)、青山学院大学にて当法人協賛イベント「『白鳥決定』40周年シンポジウム――再審に新しい風を!!」が行われました。

第1部「白鳥事件と白鳥決定」
DVD「再審への道〜白鳥事件に学ぶ〜」上映
◎映像コメント出演:谷村正太郎弁護士(元白鳥事件弁護団)
◎まとめ:水谷規男(大阪大学教授)

第2部「白鳥決定を生かすために」
◎進行:白取祐司(神奈川大学教授)、木下沙綾香(NPO刑事・少年司法研究センター)
◎冤罪当事者の発言
◎パネラー:桜井昌司(布川事件当事者)、木谷 明(弁護士・元裁判官)、古橋 将(名張毒ぶどう酒事件弁護団)、戸舘圭之(袴田事件弁護団)、豊崎七絵(九州大学教授)

当日は300人のお客様にご来場いただきました。会場にお越し下さった皆様、そしてシンポジウムにご賛同いただいた皆様、誠にありがとうございました。

このシンポジウムは、今後もFacebookやTwitterを通して情報発信をされるとのことです。
Facebook:「白鳥決定」40周年シンポジウム
Twitter:『白鳥決定』40周年シンポジウム


2015/10/22
新刊書籍のご案内
 
三島聡編『裁判員裁判の評議デザイン――市民の知が活きる裁判をめざして』(日本評論社、2015年)
裁判員裁判の評議について、コミュニケーション研究の観点からまとめられた書籍が刊行されました。
本書はコミュニケーション・心理学研究者、法律実務家・研究者、工学研究者らが、裁判員裁判に必要な「評議デザイン」の具体化をはかり、この具体案の有用性を検証するためにおこなった実験の結果と課題を論じたものです。現職裁判官へのグループインタビューも収録されており、実務に有益な書となっております。
なお、この書籍には当法人の守屋克彦理事長、石塚章夫理事、三島聡会員、本庄武会員が執筆し、グループインタビューには青沼潔会員、國井恒志会員、村山浩昭会員が参加しています。(本体価格4,600円)

今年度の当法人講演会のテーマの一つは「裁判員裁判」です。ご興味のある方はぜひ下記よりご購入ください。

日本評論社 Amazon

2015/09/16
安保法案に対し、守屋理事長を含む元裁判官が「違憲」意見書を参院議長へ提出しました
2015年9月15日、守屋克彦理事長ら元裁判官が、安全保障関連法案は違憲であり、慎重な審議を行うことを要望する意見書を参議院議長あてに郵送しました。この意見書は守屋理事長が呼びかけ人となり、元裁判官75人が賛同の署名を行っています。
同日、呼びかけ人が出席し、東京地裁高裁内の司法記者クラブにおいて記者会見を行いました。記者会見の様子は朝日新聞に掲載されています(「元裁判官75人『黙ってられぬ』参院議長に意見書」(2015年9月16日(水)朝刊39面))。

意見書全文はこちら >>>


2015/09/14
「白鳥決定」40周年シンポジウムのご案内
最高裁第1小法廷にて「『疑わしきは被告人の利益に』という刑事裁判の鉄則は再審にも適用すべき」とする画期的な白鳥決定が出てから40周年を迎えた今秋、再審裁判の現状と到達点を明らかにして、無辜の救済という再審の理念を実現する上で何が必要か、論議を深めるためのシンポジウムが開催されます。
当法人もこのシンポジウムに協賛いたします。みなさまのご参加を広く呼び掛けます。

◆詳細◆
シンポジウム「白鳥決定40周年――再審に新しい風を!!」
日  時 11月7日(土) 開場13時/開演13時30分/終演16時45分
資料代 500円 <学生・院生は無料>
会  場 青山学院大学 4号館2階 420号教室
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html
http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyama.html
交通機関  JR山手線、JR埼京線、東急線、京王井の頭線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」より徒歩10分、東京メトロ(銀座線・千代田線・半蔵 門線)「表参道駅」より徒歩5分
主  催 「白鳥決定」40周年シンポジウム実行委員会
協賛団体 青山学院大学人権研究会、冤罪ファイル、NPO人権・平和国際情報センター(HuRP)、NPO刑事・少年司法研究センター、刑事司法研究会
  【「白鳥決定」40周年シンポジウムのご案内】(PDF)
◆問い合わせ先◆
「白鳥決定」40周年シンポジウム実行委員会
〒113-8463東京都文京区湯島2−4−4平和と労働センター5階
日本国民救援会中央本部気付(担当=瑞慶覧淳)
電話 03−5842−5842 FAX 03−5842−5840
Eメール zuke@kyuenkai.org

2015/09/14
第3回講演会のお知らせ
第3回講演会のお知らせを「イベント」ページに掲載しました。
詳しくはこちら >>>

2015/07/29
法学セミナーに掲載されました
昨年12月21日に開催した講演会の講演録が、法学セミナー725号に続き、法学セミナー727号(2015年8月、日本評論社)に掲載されました。
[ロー・アングル]「韓国の国民参与裁判(陪審員裁判)――NPO法人刑事・少年司法研究センター第2回講演会「韓国の司法と日本の司法」(その2・完)」
韓寅變62頁〜68頁

2015/06/05
2015年度の「守屋賞」の募集を開始しました
2015年度の「守屋賞」についての募集要項を掲載しました。詳しくは「研究教育奨励事業」ページをご覧ください。

2015/06/04
法学セミナーに掲載されました
昨年12月21日に開催した講演会の講演録が、法学セミナー725号(2015年6月、日本評論社)に掲載されました。
[特別企画]対談 刑事裁判の仕組みを知り、刑事司法の可視化を考える 
周防正行・白取祐司 43頁〜51頁
[ロー・アングル]韓国における国民参与裁判の構図と課題――NPO法人刑事・少年司法研究センター第2回講演会「韓国の司法と日本の司法」(その1)
韓勝憲 52頁〜55頁

2015/02/10
毎日新聞に掲載されました
周防正行氏の守屋賞受賞に関する記事が毎日新聞に掲載されました。
「刑事司法改革に情熱注ぎ」(2015年2月7日(土)夕刊6面)

2014/12/26
第2回ERCJ講演会・授賞式を行いました
 
2014年12月21日(日)13:00〜16:30、全水道会館(東京・水道橋)にて当法人主催講演会・授賞式を行いました。

第1部 講演 韓国の国民参与裁判の現状と展望 講演:韓勝憲氏(弁護士)、韓寅變氏(ソウル大学校法学専門大学院教授)
第2部 「第2回守屋賞」「第1回守屋研究奨励賞」授賞式
第3部 対談 刑事司法の可視化
対談:周防正行氏(映画監督) 【聞き手:白取祐司氏(北海道大学教授)】

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

2014/12/26
「第2回守屋賞」「第1回守屋研究奨励賞」受賞者が決定しました
 
2014年度「第2回守屋賞」「第1回守屋研究奨励賞」受賞者が決定し、12月21日(日)に全水道会館(東京・水道橋)にて授賞式を行いました。
授賞式では守屋克彦理事長からの盾と副賞贈呈の後、受賞者からご挨拶をいただきました。
今年度の授賞者は以下の通りです。

第2回守屋賞受賞者
片山 徒有 氏
周防 正行 氏

第1回守屋研究奨励賞受賞者
岡邊 健 氏 
(受賞対象業績:『現代日本の少年非行――その発生態様と関連要因に関する実証的研究』(現代人文社、2013年))
武内 謙治 氏
(受賞対象業績:『少年司法における保護の構造――適正手続・成長発達権保障と少年司法改革の展望』(日本評論社、2014年))
本庄 武 氏
(受賞対象業績:『少年に対する刑事処分』(現代人文社、2014年))

2014/11/20
第2回講演会「韓国の司法と日本の司法」のお知らせ
2014年12月21日(日)12:30開場・13:00開演 場所:全水道会館4階大会議室 詳細はこちら。

2014/08/11
メッセージを掲載しました
村井敏邦先生からの「裁判員裁判と量刑」を掲載しました。

2014/06/09
講演会のお知らせ
2014年12月21日(日)13:00〜 場所:全水道会館 詳細はこちら。

2014/06/05
2014年度守屋賞について
2014年の「守屋賞」の募集を開始しました。詳細はこちら。

2014/04/16
メッセージを掲載しました
川崎英明先生からの「最近の刑事再審の動き」を掲載しました。

2014/02/10
メッセージを掲載しました
石塚章夫先生からの「「永山基準」と奥本事件」を掲載しました。

2013/12/26
ERCJ設立記念講演会を行いました
2013年12月21日(土)16:00〜18:30、全水道会館(東京・水道橋)にて本NPO法人の設立記念講演会を行いました。

設立挨拶
守屋克彦(本法人理事長)
第1部 講演
木谷 明 氏(弁護士)
「人質司法――日本の刑事司法の現状と刑事裁判」
村井 敏邦 氏(大阪学院大学法科大学院教授)
「再審・えん罪――最近の再審裁判を見る」
第2部
第1回「守屋賞」授賞式(堀川惠子様、山田悦子様)

当日は定員90名の会場に、約100名のお客様にお越しいただきました。
また、講演会終了後の懇親会にも、講師をはじめ多くの方にご参加いただき、和やかな雰囲気のもとで閉会いたしました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
※講演会の詳細につきましては、改めまして当ホームページ上にてご報告申し上げる予定です。

2013/12/06
ERCJ設立記者会見を行いました
2013年11月26日(火)、東京地裁高裁内の司法記者クラブにおいて当法人設立記者会見を開催し、守屋克彦理事長、村井敏邦理事、串崎浩理事が、当法人設立概要の説明と、設立記念講演会(12月21日(土))についてのご案内を行いました。

2013/10/22
メッセージを掲載しました
斉藤豊治先生からの「少年法と少年の死刑」を掲載しました。

2013/08/27
設立記念講演会開催
2013年12月21日(土)午後4時 場所:水道橋、全水道会館   講演者:木谷明(元裁判官・弁護士)、村井敏邦(大阪学院大学教授)。

2013/08/27
理事会のお知らせ
2013年11月25日(月)午後5時〜 場所:日本評論社5階会議室
議題:
(1) 守屋研究励賞、守屋賞の選考について  (2) 研究会の内容と方法に関して

2013/08/27
挨拶文掲載
理事長 守屋克彦より「設立にあたって」を掲載しました。

2013/08/27
ホームページ開設
刑事・少年司法研究センター(ERCJ)のホームページを立ち上げました。

 
 
 
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