本NPO法人は、人権尊重、適正手続(デュー・プロセス)及び少年の健全育成の実現の視点から、国内外の刑法、刑事訴訟法、刑事政策及び少年法(以下刑事法と総称する。)に関する研究及び教育に関わる事業、刑事法の研究及び教育の推進・奨励に関わる事業、刑事法に関する実態及び意識についての調査研究事業、情報収集及び提供事業を行い、広く刑事法における人権尊重、適正手続及び少年の健全育成の趣旨、内容を広めることを目的としています。




ぜひ、本NPO法人の設立趣旨と活動内容にご賛同いただき、会員になっていただくようお願いいたします。
 
2019/6/3
2019年度守屋賞について
2019年度の「守屋賞」「守屋研究奨励賞」の募集を開始しました。
詳細はこちら

2019/04/08
新刊書籍のご案内
 
パウル・ヨハン・アンゼルム・フォイエルバッハ(著)、福井厚(訳)『陪審制度論』日本評論社、2019年、定価[本体2,700円+税])
“近代刑法学の父”フォイエルバッハが陪審制の是非を検討した重要な書籍 Betrachtungen über das Geschwornen=Gericht (1813) が、当時の資料を丹念に踏まえた福井厚・京都女子大学名誉教授の翻訳により、『陪審制度論』としてこのたび日本評論社から刊行されました。本邦初訳です。本書の帯に四宮啓理事が推薦文を寄せています。
陪審制がもつ二重の性質を指摘し、政治的観点と純粋に刑事法上の観点とを区別するという独創的な方法論に基づいて、陪審制の斬新な分析が展開されています。
2019年5月、日本の刑事司法の重要な画期となった裁判員制度が施行10年を迎えます。国民参加の観点から陪審制・裁判員制度の本質を深く理解し、その意義を問い直すために、ぜひ手に取りたい一冊です。

『陪審制度論』目次
緒 言  
第一章  陪審裁判所の概念および本質について
第二章 政治制度、国家体制の一部分として考察された陪審制
第三章 身分の平等性または同輩性について
第四章 純粋に刑法上の制度として考察された陪審制
第五章 事実問題の性質、弁護および裁判長の影響について
第六章 事実問題の分割と陪審制の欠陥を治癒するその他の方法について
〔解題〕フォイエルバッハの陪審制度論/福井厚

日本評論社 Amazon

2019/03/08
新刊書籍のご案内
 
ヘルムート・オルトナー(著)、村井敏邦(特別寄稿)、須藤正美(訳)『国家が人を殺すとき――死刑を廃止すべき理由』(日本評論社、2019年、定価[本体3,300円+税])
2月28日に当法人主催講演会でご講演いただいた、ヘルムート・オルトナー氏の書籍Wenn der Staat tötetの日本語版『国家が人を殺すとき――死刑を廃止すべき理由』が、このたび日本評論社より刊行されました。
世界の死刑制度の歴史とその殺害方法などを丹念な調査と取材によってたどり、国家が「死刑」を実施することの根本的矛盾を浮き彫りにしています。また、村井敏邦副理事長の特別寄稿も収録されています。「死刑廃止」を考える上で、ぜひ読んでおきたい一冊です。

『国家が人を殺すとき』目次
特別寄稿 日本における死刑の状況と本書の意義/村井敏邦
プロローグ 国民の名の下に――最新の状況
1  国家が人を殺すとき――長らく待たされたトロイ・デイビス
2  アーカンソー州の薬物カクテル注射――または、なぜ米国ではその薬物が不足するのか
第1部  儀式――太古の罰
第2部 処刑器具――殺害技術の進歩
第3部 執行人――法の手足となって
第4部 マーケッター――殺害の値段
第5部 告知するもの――公的な演出
エピローグ 死刑についての考察――ある見解表明
展望 希望のとき?――死刑制度をめぐる世界の現状
死刑制度に抗して/トーマス・フィッシャー
訳者あとがき/須藤正美

※ERCJ会員の方で、直接当法人事務局に本書をご注文(電話・FAX・メールにて)された方に限り、定価3,564円(税込)のところを特別価格2,900円(税込)+送料で販売いたします。

2019/03/08
ERCJ講演会「死刑を考える」を行いました
2019年2月28日(木)、株式会社TKC(東京・飯田橋)にて、当法人主催講演会を行いました。
講演会「死刑を考える」
講演1. 国家が人を殺すとき
ヘルムート・オルトナー氏(ジャーナリスト)
講演2. 死刑存置国・日本の現在と未来
村井敏邦氏(一橋大学名誉教授、ERCJ副理事長)
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

2018/03/08
ERCJ選書4『一路――法曹の世界を生き抜く』刊行のお知らせ
 
環 直彌(著)、石塚章夫(インタビュアー)『一路――法曹の世界を生き抜く』(日本評論社、2019年、定価[本体1,400円+税])
ERCJ選書の4作目、環直彌著『一路――法曹の世界を生き抜く』が出版されました。
本書では、環直彌先生が古稀を迎えた折に聞き取った録音を文章化し、また資料として論稿や裁判記録等を収録しています。
あるときは特捜部検事となって時の内閣を総辞職に追い込み、あるときは裁判官となって戸別訪問禁止違憲判決を言い渡し、またあるときは弁護士となって中国人の戦後補償裁判の原告弁護団長を務めた。法曹三者をすべて経験した環先生の、確かな一本の筋が通っているその生き様を、ぜひご一読下さい。

※なお、ERCJ会員の方には当法人より郵送にて1冊お贈りいたしました。

日本評論社

2019/01/15
ERCJ主催講演会「死刑廃止を考える」(仮題)開催のお知らせ
 2018年7月に、オウム事件の死刑確定者の大量執行が行われ、その後も同年12月27日に2名の死刑執行が行われました。死刑廃止は世界的潮流となって久しいのですが、日本はいまだ死刑存置の国です。
 死刑の歴史を詳しく解説し、ドイツはもちろん、いくつかの国で翻訳され、ベストセラーになっている書籍Wenn der Staat tötet(『国家が人を殺すとき』)の日本語版が、このたび刊行されます(日本評論社、2019年2月刊行予定)。
 本書の刊行を記念して来日される著者のヘルムート・オルトナー氏と、日本語版発行にあたって日本の死刑問題の解説を執筆された村井敏邦氏に、死刑の現状と廃止への展望を語っていただきます。

■日時:2019年2月28日(木)午後18時〜 (入場無料、予約不要)
■会場:(株)TKC東京本社 2階会議室
〒162-0824 東京都新宿区揚場町2−1 軽子坂MNビル2階
地下鉄・飯田橋駅 B4b出口すぐ、JR飯田橋駅より徒歩5分
■概要:
 講演1「国家が人を殺すとき」(仮) ※通訳有り
  ヘルムート・オルトナー氏(ジャーナリスト)
 講演2「日本における死刑の現状」(仮)
  村井敏邦氏(一橋大学名誉教授、当法人副理事長)

2019/01/10
第6回ERCJ講演会・表彰式を行いました
2018年12月9日(日)、(株)TKC(東京・飯田橋)にて、当法人主催講演会・守屋賞表彰式を行いました。
すでにご案内しているところですが、当法人の創設者で理事長を務められた守屋克彦先生が2018年11年1日にご逝去なさいました。私どもにとっては太く筋の通った大切な支柱を失ってしまいました。ことばでは言い尽くせない思いであります。
今回の第6回講演会のテーマは「日本における司法の戦後責任」です。前回の第5回講演会は、ドイツ人のジャーナリスト、ヘルムート・オルトナー氏と東京大学名誉教授の広渡清吾氏に演者をお願いして、「司法の戦後責任――ドイツと日本の比較」というテーマで開催しました。今回はその続編という位置づけです。
これらのテーマは守屋先生が生前一貫して追究されてきたテーマであり、その講演会の実現を発足当初より強くご希望されておりました。ご遺志を受け継いで、こうして開催できたことについて、改めて守屋先生に感謝申し上げます。

守屋克彦理事長追悼 第6回講演会「日本における司法の戦後責任」
第1部 表彰式「第6回守屋賞」
第2部 講演会「日本における司法の戦後責任」
総合司会:川崎英明氏(関西学院大学教授)
講演1「最高裁判所の不安な門出――三淵コートとそのスタッフたち」
 出口雄一氏(桐蔭横浜大学教授)
講演2「裁判官の戦争責任と戦後司法」
 石塚章夫(元裁判官、弁護士)
ディスカッション「戦後司法の分析からみえてきたもの」
 清永 聡氏(司会、NHK解説委員)
 出口雄一氏、石塚章夫氏、川崎英明氏

当日は予定人数を上回る多くの方々にご参加いただきました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 
 
 
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